矯正歯科治療を始める時期と治療期間
矯正歯科治療は成長期に始めることが理想的です。成長期では歯が動きやすく、顎の成長のコントロールも可能です。
しかし、歯は顎の骨に生えているため、顎が成長しているうちは咬み合わせも変化します。
従って、早く始めても治療結果に安心できるのは成長が終わる高校生ぐらいになります。
このため、当院では乳歯での治療はあまり行わず、前歯が永久歯に変わった頃から部分的な治療を開始し、すべて永久歯が揃う中学生ごろから本格的な治療を行っています。
成人になってからでも矯正歯科治療は可能ですが、歯を動かせる範囲に限りがあり、治療期間が長くかかることもあります。
また、顎の骨の大きさに著しい問題のある場合は顎の骨を切る手術が必要となりますが、この場合は成長が終わる頃から開始することが一般的です。
マルチブラケット装置を用いた本格的な治療に要する期間は2年から2年半ぐらいが一般的ですが、症状によって異なります。
その間、月1回程度の通院となりますので、通常24回以上の通院となります。
顎の手術を行う場合は、手術に要する期間を含めると3年以上の治療期間が必要です。
治療後は、良くなったかみ合わせを安定させるための装置(保定装置)を2年間使用します。保定期間に入ると、3~4か月に1度の来院となります。
しかし、歯は顎の骨に生えているため、顎が成長しているうちは咬み合わせも変化します。
従って、早く始めても治療結果に安心できるのは成長が終わる高校生ぐらいになります。
このため、当院では乳歯での治療はあまり行わず、前歯が永久歯に変わった頃から部分的な治療を開始し、すべて永久歯が揃う中学生ごろから本格的な治療を行っています。
成人になってからでも矯正歯科治療は可能ですが、歯を動かせる範囲に限りがあり、治療期間が長くかかることもあります。
また、顎の骨の大きさに著しい問題のある場合は顎の骨を切る手術が必要となりますが、この場合は成長が終わる頃から開始することが一般的です。
マルチブラケット装置を用いた本格的な治療に要する期間は2年から2年半ぐらいが一般的ですが、症状によって異なります。
その間、月1回程度の通院となりますので、通常24回以上の通院となります。
顎の手術を行う場合は、手術に要する期間を含めると3年以上の治療期間が必要です。
治療後は、良くなったかみ合わせを安定させるための装置(保定装置)を2年間使用します。保定期間に入ると、3~4か月に1度の来院となります。
矯正歯科治療の流れ
◆ 相談
相談はいつでも可能です。まず拝見させていただければ適切な治療開始時期をご相談できます。明らかに時期が早い場合は、様子をみることがあります。歯のレントゲン写真を撮影すると詳しい相談が可能となります。
◆ 精密検査
治療を開始する必要のある場合、開始するかどうか迷う場合には、顔、口の中の写真撮影、歯型の作成、歯・顎のレントゲン写真撮影を行います。
◆ 診断・治療方針の決定
精密検査の結果に基づき治療方針を決めます。いろいろな矯正装置のうち、どの装置を用いるか判断します。永久歯がすべて揃う前には、部分的に歯を動かす装置や、顎の成長をコントロールする装置を用います。永久歯が揃った後は、すべての歯に器具を付けるマルチブラケット装置が一般的です。
◆ 矯正装置の装着
必要な装置を装着するのに、診療に時間がかかることがあります。また、装置を作るための歯型をとる場合もあります。初めて装置を付けてから1週間程度は、慣れていないため歯や唇などに痛みの出ることがあります。
◆ 保定(治療結果の安定化)
治療が終わった後は、前歯の裏側に細い針金を貼り付けたり、取り外しの出来る入れ歯のような装置を用いて良好な咬み合わせを保つようにします。これを保定といいます。一般に治療後2年程度が推奨されています。また、成長の様子をみるため治療を中断し、一時的に保定することもあります。
相談はいつでも可能です。まず拝見させていただければ適切な治療開始時期をご相談できます。明らかに時期が早い場合は、様子をみることがあります。歯のレントゲン写真を撮影すると詳しい相談が可能となります。
◆ 精密検査
治療を開始する必要のある場合、開始するかどうか迷う場合には、顔、口の中の写真撮影、歯型の作成、歯・顎のレントゲン写真撮影を行います。
◆ 診断・治療方針の決定
精密検査の結果に基づき治療方針を決めます。いろいろな矯正装置のうち、どの装置を用いるか判断します。永久歯がすべて揃う前には、部分的に歯を動かす装置や、顎の成長をコントロールする装置を用います。永久歯が揃った後は、すべての歯に器具を付けるマルチブラケット装置が一般的です。
◆ 矯正装置の装着
必要な装置を装着するのに、診療に時間がかかることがあります。また、装置を作るための歯型をとる場合もあります。初めて装置を付けてから1週間程度は、慣れていないため歯や唇などに痛みの出ることがあります。
◆ 保定(治療結果の安定化)
治療が終わった後は、前歯の裏側に細い針金を貼り付けたり、取り外しの出来る入れ歯のような装置を用いて良好な咬み合わせを保つようにします。これを保定といいます。一般に治療後2年程度が推奨されています。また、成長の様子をみるため治療を中断し、一時的に保定することもあります。